
アカハライモリは文字通り、腹部が赤いイモリです。といっても九州本土(や本州)にはこの一種しかいないため、イモリといえば必然的にこのアカハライモリを示すことになります。流れの緩い小規模の河川、山間部の湿地や水田に生息しています。菊池川流域でも環境が良い中山間地の湿地や水田地帯などでみられます。寿命は長く、25年以上生きることが知られています。



アカハライモリは水生のイメージが強く、実際に成体は水生で水中に産卵し、孵化した幼生も水中で育ちますが、エラが吸収された後は上陸して、一年以上を陸上(森林の落ち葉下など)で暮らします。この時期の幼体は体表が乾いており、爬虫類のようです。その後は再び水中に戻って生活します。したがって、アカハライモリが生きていくには森林と湿地の両方が必要です。