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タゴガエル

タゴガエル
タゴガエル、梅雨時に山地林道で見かけることが多い(福岡県)

カジカガエルと同様、河川に適応したカエルです。ただしカジカガエルよりもより上流に分布します。ときに分水嶺近くのほとんど水がない(ただし水が伏流している)場所で見かけることさえあります。非常に隠匿的な生態を持っており、岩の隙間の湿った空間や伏流水に生息しています。ただし、夏の雨の夜などは林道などに出てくるため、見かけるのが難しい種ではありません。菊池川流域でも山地では広く生息しているようです。

↑タゴガエルの鳴き声。犬の鳴き声にもやや似ている。(熊本県)
タゴガエルの産卵行動、穴の中でメスを奪い合う(福岡県)
タゴガエルの卵塊、水中ではなく、水の滴るような岩の隙間などに産卵する(福岡県)
タゴガエルのオタマジャクシ
タゴガエルのオタマジャクシ、白味が強い(福岡県)

タゴガエルは、ニホンアカガエルヤマアカガエルとやや似ていますが、一見して小型であること、湿地ではなく山地渓流域にいること、顎の下にまだら模様があることなどから区別できます。

タゴガエル
タゴガエルの腹面。顎の下にまだら模様が目立つ。(熊本県産)