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ゲンゴロウ(生息不明)

ゲンゴロウ(熊本県産)

ゲンゴロウ類の中でも、最大級に大きくなるのがこのゲンゴロウで、その体長は4cmほどです。標準和名はシンプルに「ゲンゴロウ」ですが、ゲンゴロウ類全体との区別がややこしいのであえてナミゲンゴロウやオオゲンゴロウと呼ばれることもあります。全国的に減っており、菊池川流域での記録をみつけることはできませんでしたが、かつては生息していた可能性が高いと思われます。現在も生き残っている可能性は低いですが、情報募集中です。

上から見るとコガタノゲンゴロウによく似ていますが、コガタノゲンゴロウは最大でも3センチほどであるのに対して、ゲンゴロウははるかに大きく4センチをこえます。またコガタノゲンゴロウの腹面は黒色ですが、ゲンゴロウの腹面は黄色い部分が多いです。したがって、大きさと腹面の色から、区別は簡単です。

ナミゲンゴロウ(左)とコガタノゲンゴロウ(右)(熊本県産)

九州全体でも熊本県と大分県の一部地域に生き残っているだけです。大型になることから、餌となる大量の生物が必要であること、農薬に弱いことなどが原因と考えられます。本種は空を飛んで移動することができるので、菊池川流域でも良い湿地を再生することができれば、いつか飛んでやってくるかもしれません。