
ニホンアカガエルは冬に産卵して、夏場は山中や森に隠れているので、普段の生活ではなかなかお目にかかれないカエルです。また、冬場に水のある湿地が少なくなっているため、個体数が減っています。菊池川流域では中山間地の水田地帯を中心に生息しているようですが、詳しい分布状況はよくわかっていません。


ニホンアカガエルとヤマアカガエルは、非常によく似ており区別が難しいことがあります。後者は名前の通りより標高のある山地に生息しますが、同所的に分布することも珍しくありません。また、背中の隆起がニホンアカガエルでは直線的になります。さらに、全体がゴツゴツしてよりワイルドな印象を受けます。また、ニホンアカガエルが「鳴き袋」がないのに対して、ヤマアカガエルは鳴き袋があるため、鳴き声が異なります。なお、ニホンアカガエルの卵塊はより固いとされますが、この判別は産卵直後なら参考になりますが、産卵から時間が経ったものだと難しいです。
