
有毒のヘビとして有名なのが、ニホンマムシです。三角形の頭と眼から後ろに伸びる黒褐色の帯状模様が特徴です。湿った環境を好み、水田や渓流の周辺に多く生息します。菊池川流域でも少し山手に行けば普通にみられます。
有毒ですが臆病な性格で動きも遅いため、こちらで先に気がついてそっとしておけば、噛まれることはありません。人間に対して初めてびっくりしてかみつく、という場合が多いようです。したがって、不用意に湿地や畔を歩き、裸足にサンダル履きの状態で踏んだりすると危険です。基本的に夜行性ですが、晩秋には昼間も活動することが多いようです。野外で活動する時は、マムシがいないか注意して足元をよく見ながら歩くことが大事です。きわめて強い毒をもつので、万が一噛まれてしまった場合には、すぐに病院に行って治療を受けましょう。

たしかに有毒で危険な生物ですが、高次の捕食者として生態系においては重要な役割を持っていますので、あまり嫌わないでくださいね。